矯正用インプラントの講習会参加~医科歯科大
「矯正革命ーインプラントがここまで変える日常臨床」
と題した講演会に参加しました。
東京医科歯科大学同窓会主催の講演会です。
最初は日大矯正科の本吉満教授から。矯正用ミニインプラントの成功率を上げる要素については、皮質骨の厚さ、歯根への接触、感染の有無、適正なトルク、年齢、性差、部位による差、スクリューの幾何学的特性などの詳細について。
面白かったのは、咬筋の走行と方向と咬合平面の傾きが調和した時に顎位は安定する、という説。
咬筋浅部と咬合平面の成す角は骨格の型に拘わらず、正常と思われる咬合を持つ集団を調べると60度だったという。
これは、矯正の診断のみならず、義歯の製作や咬合異常の診断にも役立つように思える。
後は様々な症例について具体的な使用例の供覧もためになりました。
二人目は
東京都開業の加治初彦先生。
歯周病による歯列不正において、部分矯正(MTM加治先生はLOTと呼ぶ)にミニインプラントをどのように使用するか…などについて、症例を中心にお話し頂きました。
矯正用インプラントが画期的なのは、圧下や遠心移動に力を発揮することである…と再認識しました。また、ちょくちょく抜けるものである、というところが欠点であるし、舌感が悪いなど慎重対応がいる側面もあるようです。
もう準備しているのですが、
まだ実際に使っていません。
当院の矯正は子供が多いので子供は時に脱落すると聞いているので、そういうことがある信頼を損ねる部分もあります。
来年あたりは是非使ってみたいと考えています。
この日、たまたま同級生のT先生に会いました。彼も相当勉強家です。
こういう機会に会うのもうれしいものですね。
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