« 北京オリンピック開会式 | トップページ | ・歯磨きのこつを教えて。甚目寺中1年生の質問から11 »

2008年8月10日 (日)

TSGの定例勉強会&注意したい美容歯科

  症例報告

 土曜夜9:00過ぎから、TSGの定例勉強会だった。
 終わったら日付が変わって今日午前2時。

  今日は、興味深いと思った例を私が報告した。

 移植の例2件。病巣感染の例、ムーシールド、麻痺からの回復例、美容外科併設歯科での失敗例。
 
 美容、審美での思わしくない例はいくつか見ている。一部良くない例があるからと言って多くが駄目だ、と言うことではないが、広告などを見ていると、いつもそうしている…ということはうまくいかない人が少なくないのではないか?と想像してしまうのだ。
 歯科で詰め物や差し歯を入れたことがある人は分かると思うが、1本の差し歯でも、それがわずかにきつくても高くても気になるわけで、しっかり調整をしてセットしている。
 模型上でほぼ合うように作ってきていても、微調整がいるのである。
 それが、何本にも渡る差し歯やブリッジを、2~3回で終わり…というは、それは
おかしいでしょう?
 暫く仮付けして様子を見る必要がある。
 十分確認して本付けしなければならない。
 前歯の歯列不正を差し歯で治す場合も、単に見た目だけ取り繕うと、頭痛や肩こり、顔面周囲などの異常感を来すこともある。
 注意していても起きることもあり得る。その場合は、真摯に受け止め、調整しながら再製作をするべきなのだ。
 大丈夫、馴れる…などと言って放り出してしまうのは如何なものか?。

 二重瞼にしても、眼球を触っているわけではない。
 鼻を高くしても、鼻の機能は関係ない。
 
 歯については機能するところそのものに手を付けている。
 眼球や鼻の中を切り貼りするのと同じことなのだ。

 無料カウンセリングをしてからだから安心…とは言うものの、時間かけて1対1で話をして提案を受けたら、断りにくい雰囲気も出てくるだろう。過剰な提案でも、その気になってしまったりするかも知れない。
 
 気が付いたら何本も削られていて、そこまでする気はなかったのに…
 残念ながらそういう話をたまに聞くのである。

 いや、ちゃんと説明しているから…と担当医はいうかも知れないが、商品は後で返せるが、歯を削ったらもとには戻らないのだ。
 
 歯を削って美容を追求しても、本人が希望するなら、別にそれはそれで良いとは思うが、掛けた費用に見合う満足を得られるようにしっかり対応してほしいものである。

 勉強会のことを書こうと思ったのに、話がずれてしまった。

 報告は12時くらいに終わったのだが、その後噛み合わせについて議論して2時になってしまった。

 

人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ にほんブログ村 病気ブログ 歯・口・喉の病気へ

|

« 北京オリンピック開会式 | トップページ | ・歯磨きのこつを教えて。甚目寺中1年生の質問から11 »

研修会・学会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: TSGの定例勉強会&注意したい美容歯科:

» 審美的に世界一のテクニック [インプラント認定医/あなたのお口の設計士が描く未来の口内環境]
前回に引き続き、私の尊敬する歯科医の一人であるパトリック・パラッチ先生から、私が受けている影響についてお話しさせていただきます。... [続きを読む]

受信: 2008年8月11日 (月) 10時43分

« 北京オリンピック開会式 | トップページ | ・歯磨きのこつを教えて。甚目寺中1年生の質問から11 »